今さら聞けない、クロス取引
手数料だけで株主優待がもらえるという
クロス取引ってどうやるの?
という方に、簡単に説明します!
目次
株主優待とは
企業から株主に対しての商品やサービスのプレゼントのことです。
上場企業の内、約1,500社が株主優待を実施しています。
株主優待のもらい方
株主優待を実施している企業の株を保有しているともらえます。
クロス取引とは
クロス取引とは
・現物の買い
・信用の売り
を同時に行うことです。
株を購入して優待をもらっても
株価が大きく下落してしまうと
含み損を抱えてしまいますよね。
株価が大きく下落してしまうと
含み損を抱えてしまいますよね。
それを回避するために現物購入時に
・同じ株価
・同じ株数
で信用売り(空売り)をすることを
クロス取引といいます。
・同じ株価
・同じ株数
で信用売り(空売り)をすることを
クロス取引といいます。
クロス取引するとどうなるの?
クロス取引だと、
株価が下がっても損をしません。
逆に、株価が上がっても
儲けはありません。
1 株価が上がった場合
現物買いでは利益が出ますが
信用売りでは損失が生じます
信用売りでは損失が生じます
しかし、
利益額 = 損失額
なので相殺されて
プラスマイナスゼロです。
利益額 = 損失額
なので相殺されて
プラスマイナスゼロです。
つまり、得も損もしていません。
2 株価が下がった場合
現物買いでは損失が生じますが
信用売りでは利益が出ます
信用売りでは利益が出ます
しかし、
利益額 = 損失額
なので相殺されて
プラスマイナスゼロです。
利益額 = 損失額
なので相殺されて
プラスマイナスゼロです。
つまり、得も損もしていません。
クロス取引の注意点
良いこと尽くめのようなクロス取引ですが
注意しなくてはいけないことがあります。
1 手数料
売買手数料は別途必要です
手数料は条件により無料の証券会社もありますが、手数料がいくら必要かは取引している証券会社のホームページなどで確認しておきましょう。
2 貸株料
信用売りしている株に対して
年率で数%の貸株料が必要です
年率で数%の貸株料が必要です
こちらも取引している証券会社のホームページなどで確認しておきましょう。
3 逆日歩
信用売りされる株が多いと
その株を調達するための費用=逆日歩が発生します
その株を調達するための費用=逆日歩が発生します
空売りの株券が不足すると証券金融会社から株券を調達する必要があります。